「バーボンの始祖」が後世に残した、男味あふれるバーボン-エヴァン・ウイリアムズ

エヴァン・ウイリアムズ|EVAN WILLIAMS

アメリカ合衆国の建国とほぼ同時期に出来上がった、歴史のあるバーボン・ウイスキー『エヴァン・ウィリアムズ』。

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酒名は“バーボンの始祖”とされるエヴァン・ウィリアムズに由来しています。同氏はライムストーンから湧き出る水を発見し、トウモロコシからウイスキーを初めて造ったとされる人物で、ケンタッキー州でウイスキーを蒸留した1783年が始まりと言われています。

“バーボンの父”と呼ばれた、エライジャ・クレイグ牧師がバーボンを造ったとされる年よりも前であると言われていますが、はっきりとした文献や記述が残っていないので、事実は現在も謎とされています。
しかしながら、その彼の功績を称えて、『エヴァン・ウィリアムズ』のすべてのボトルには“SINCE 1783”の文字が記されています。現在もケンタッキー州バーズタウンの名門蒸留所、ヘヴン・ヒル社で造られていて、『ジム・ビーム』に次いで世界第2位の販売実績を誇る、同社の主力バーボンです。

『エヴァン・ウィリアムズ』はサワーマッシュ方式で発酵し、チャコールフィルターでろ過されていますが、それ以外にも厳選した原料を使い、モロミ造りやボトリングにいたるまでの全行程にわたり、独自の技術が活かされています。シリーズ全体的に力強いコクがありながら、長期熟成により口当たりは滑らかで重厚感ある味わいが特徴。ロックでそのままの味を楽しむのがバーボン通のこだわりの飲み方。

『エヴァン・ウィリアムズ・12年』は、12年熟成でアルコール50.5度ながら甘さのあるまろやかな味わい
『エヴァン・ウィリアムズ・シングル・バレル』は1987年蒸留原酒に加水をして瓶詰めしたもので奥行きのある味わい
『エヴァン・ウィリアムズ23年』はオーク樽で超長期熟成させた枯淡の味わいが楽しめる日本向けに造られたものなど、それぞれに違いがあり、どれもが満足できる味わえるラインナップです。